「結婚式は、ちゃんとやりたい。」
oct 07, 2026 / Column「結婚式は、きちんとやりたいんです。
メインはお世話になった人にきちんと報告すること。
親にも感謝を伝えたい。
来てくださる人には、ちゃんとおもてなしをしたい。
一生に一度のことだから、結婚式は、きちんとやりたい。」
と、そんな風に言われるお二人がハミングバードにも、たまにいらっしゃいます。
(ハミングバードはどちらかというと、「やりたくないんだけど、親が…」って方が多いので笑)
でも私は、そんなお二人にひとつ聞いてみたくなります。
お二人にとって、
「きちんとした結婚式」って、どんな結婚式ですか?
料理が美味しいこと。
きれいな会場であること。
失礼のない進行であること。
ゲストを待たせず、滞りなく一日が進むこと。
みんながやっていて、当たり前になっている結婚式の流れでやること。
専門式場であること。
もちろん、どれもそうなのかもしれませんが、それだけが「きちんと」ではないと、
私は思っています。
二人が、これまでどんなふうに生きてきたのか。
どうして、この人と一緒に生きていこうと思ったのか。
今日ここに来てくださる人たちは、二人にとってどんな人たちなのか。
親は、どんな思いで今日を迎えるのか。
友人たちは、二人の何を知っているのか。
そして一日の終わりに、みんなにどんな気持ちで帰ってもらいたいのか。
私は、そんな話をたくさん聞きます。
「どうして、そう思ったんですか?」
「それは、いつから?」
「その人は、お二人にとってどんな人?」
「その時、どう思いましたか?」など。
すぐには答えが出ないこともあります。
考えて、思い出して、言葉にしてみて。
「ああ。私、だからこうしたかったのかぁ。」
そんなふうに、自分でも気づいていなかった気持ちが見えてくることがあります。
そこまで分かってから結婚式を考えると、必要なものも見えてきます。
反対に、なくてもいいものも見えてきます。
誰かが決めた「結婚式らしいこと」を全部する必要はありません。
大切なのは、二人が、ゲストを招いて、この日に結婚式をする意味。です。
そこが見えていれば、結婚式はちゃんと、その二人のものになると思うのです。
結婚式をすると決めたら、まず結婚式場を探す。
チャペルを見て、披露宴会場を見て、料理を見て、見積りをもらって。
富山で言うなら、ララシャンス、ラシャンス、アーヴェリール、インペリアル、
アールベルアンジェ、アマンダンピーク、ですかね。
それが通常の「結婚が決まったら」の流れだと思います。
でも、まだ何も決めていないのなら。
会場を探す前に、一度だけ、
「私たちは、どんな結婚式をしたいんだろう」
と、じっくり考えてみてもいいと思います。
「なにをどこまでやりたいのか」「なにをやりたくないのか」
ここを明確にするべきだと思います。
そこが明確になれば、会場は、その答えを叶えるために選べますからね。
なので私はまずは、会場を決めるところからではなく、
お二人の話を聞くところから、式場選びを始めます。
だからこそ、お二人が一番ふさわしい場所をご提案することも可能になります。
ゲストハウスなのか、ホテルなのか、レストランなのか、それとも別のどこかなのか。
「結婚式は、きちんとやりたい」
そう思っている人にこそ、
まずは結婚式の話をしに来てほしいと思っています。
あなたにとって、
「きちんとした結婚式」って、なんですか?