ハミングバードの思想でブライダル業界が動いたら何が起きるのか!

feb 25, 2026 / Column

― 結婚式は「イベント」から「人生儀礼」へ ―

近年、日本では結婚式を挙げないカップルが増え続けています。
理由は「費用」「意味がわからない」「やらなくてもいい」という感じでしょうか。

しかしこれは結婚式が不要になったのではなく、
結婚式の意味が伝わらなくなっただけだと私たちは考えています。

もし「ハミングバードの思想」が業界全体に広がったら、
日本の結婚式はどう変わるのか。
これは単なるサービスの改善ではなく、社会構造の変化です。

① 結婚式が「イベント」から「人生儀礼」へ戻る

現在の結婚式は

・豪華さ・演出・写真映え・消費イベントとして扱われがちです。

しかし本来、結婚式は

・家族への感謝・社会への宣言・人生の節目・文化継承の場です。

豪華で演出やサプライズ満載、写真映えする会場なども、

感謝は伝えているかもしれない。まずは自分たちの「映え」が優先ですが。

 

こういう状況の中、ハミングバードの思想が広がると、

結婚式は「やるかやらないかの選択商品」ではなく、
人生の通過儀礼として位置づけられるようになります。

七五三や成人式のように
「ちゃんとやる」文化が戻ります。

② 高額競争から「適正価格モデル」へ

現在の業界構造は

・初期見積りと最終金額の乖離

・高額化競争(初期見積もりは嘘っぱち)

・豪華演出依存(せっかくですから!一生に一度ですから!という口車に乗せられて)

・会場中心ビジネス(持込禁止・持込料発生)

が主流です。

ハミングバード思想では

・本質的な儀式を中心に設計

・どんな規模でも成立

・価格の透明性

・基本式+必要なものだけ追加

という構造になります。

結果として

単価は下がるが、実施率は上がり、市場は安定する。

これは葬儀業界が経験した構造変化に近いと思います。

③ 「フォト婚だけ」の時代が終わる

写真だけでは満たされない理由は明確です。

人は本来「意味ある儀式」を必要とする存在だからです。

結婚の節目を社会に示し、家族に感謝を伝え、人生の区切りをつくる。

その意味が伝われば、写真だけで終える選択は自然と減ります。

④ 地域文化が復活する

ハミングバードの特徴は、地域文化と結婚式を結び直すことです。

・地元の儀式

・家族の歴史

・伝統の再解釈

・地域との関係性

結婚式が地域文化の装置となり、ブライダルは地域産業へ変わります。

ホテル・神社・行政・教育機関との連携も自然に進みます。

⑤ プランナーの役割が変わる

現在のプランナーは
枠内で決めて頂く打合せと、二人からのお願いごとをまとめる。

発注や準備。が中心です。

連絡が取れない。知識がないから上に聞かないと答えられない。

新郎新婦のモヤモヤの原因ですね。

もちろん、専門式場のプランナーに「提案」を求めるのは厳しいでしょう。

もちろん、応えられる人や会場もあります。

が、ガチャ。ですね。

しかし、未来は「人生の節目のプロデューサー」

という職業へ変わります。

これは仕事の価値そのものを変えます。

⑥ 社会への影響

もしこの思想が広がれば、社会にも変化が起きます。

・結婚への心理的ハードル低下

・家族意識の回復

・人生儀礼文化の再生

・地域経済の循環

結婚式は単なるサービスではなく、社会を支える文化基盤になります。

では、どうやって全国へ広がるのか

業界全体が一気に変わることはありません。しかし広がるルートは明確です。

STEP1:思想の言語化・教育

・コラム発信

・学校教育

・プランナー育成

・儀式の意味の共有

価値観の転換が最初に起きます。

STEP2:モデル事例の全国発信(専門式場ではなく、美しい結婚式を開催されている

会社は全国にたくさんありますよ)

・小規模でも美しい式

・地域連携モデル

・行政連携事例

・実施者の声

成功事例が文化を作ります。

STEP3:自治体・教育機関との連携

・人生儀礼の啓発

・地域婚モデル

・公共施設活用

・文化事業化

結婚式は「民間商品」から「文化活動」へ拡張します。

STEP4:新しいブライダル市場の誕生

・結婚準備伴走型サービス

・家族イベント支援(家族の記念日も)

・文化プロデュース(人の一生のハレの日をお世話する)

・継続型関係(生涯顧客)

ここで業界の形が変わります。

結婚式で終わりではありません。

ハミングバードが目指しているもの

私たちが目指しているのは、豪華な結婚式ではありません。

人生の節目を、ちゃんと形にする文化です。

規模は関係ない。
派手でなくてもいい。
無理をする必要もない。

ただ、意味のある一日をつくる。

その文化が社会に根づいたとき、結婚式は再び日本人の人生に

欠かせないものになると思うのです。

結婚式は人生に絶対必要な一日です。

専門式場、レストラン、公共の施設、ありとあらゆる場所で経験してきました。

規模も、大きいのも小さいのも、フォトだけも、式のみも、二部制も…。

全部経験してきました。

だからこそ、わかるのです。

 

ハミングバードの由来「ハチドリのひとしずく」です。

「今、私にできることを こつこつ。」

#結婚式をやろう