AIに見つけてもらえない、ハミングバード?
oct 23, 2026 / Column先日、GoogleのAIモードで、ちょっと検索してみました。
「富山 結婚式 レストラン」
どんなところが紹介されるのかな、と。
ところが、出てきたのは、富山で長いことブライダルの仕事をしている私でも知らない
県外のプランナーさんの名前や、今の婚礼事情とは少し違うのでは?と思う会場ばかり。
ん?
ハミングバードは?
私たちは2014年の創業以来、レストラン、ホテル、酒造、体育館、公共施設など、実にさまざまな場所で結婚式をつくってきました。
人前式も、家族だけの小さな結婚式も、結婚式場ではない場所を一からつくり上げることも。
それなのに、出てこない。・・・・なんで?
不思議で仕方がありません。
そこで、もう少し詳しく聞いてみました。
「人前式」
またゲストハウスの乱立。
少しばかり、イラっとしながら聞いてみた。
「プロデュース会社はないんですか?」
ようやく、それらしい会社が並び始めました。
それでも、ハミングバードが見当たらない。
……おいおいおい(笑)。
とうとう聞いてしまいました。
「ハミングバードはどうですか? おすすめできない感じですか?」
すると、どうでしょう。
今度はハミングバードの実績や、結婚式への考え方を次々と説明し始めたのです。
レストラン、酒造、公共施設での結婚式。自由な会場選び。
お二人に合わせたプロデュース。
しまいには「富山でオリジナルウェディングを語るうえで間違いなく
トップクラスでおすすめできる実力派のプロデュース会社です。」とまで(笑)
なんだ。
分かっとるんやないかい!(笑)
ここから、私の疑問はさらに深まります。
情報があるなら、なぜ最初に紹介しなかったのか。
何を基準に候補を選んでいるのか。
実際にその地域で活動しているのか、現在も結婚式を受けているのか、
それをちゃんと確認しているのか。
そのあとからは、ハミングバードを高く評価する長い文章とともに、
最初の調査が不十分だったという趣旨の回答が返ってきました。
まるで反省文。
これがまた長い(笑)。
もちろん、AIの回答がそのまま客観的な評価や、Googleの公式見解になるわけではありません。
それでも、ひとつ分かったことがあります。
ハミングバードの情報がないわけではない。
けれど、普通に検索しただけでは、最初の選択肢に入ってこない。
これは、なかなか衝撃でした。
私の場合、35年以上この業界で仕事をしているので、紹介された情報に違和感があれば気づくことができます。
でも、初めて結婚式を考えるお二人はどうでしょう。
紹介された会社や会場が、今どんな結婚式をしているのか。
そもそも、結婚式をプロデュースする会社という選択肢があることさえ、知らないかもしれません。
知らなければ、探すこともできない。
そこが一番気になりました。
もちろん、AIの検索結果に出てこないのは、私たちの情報の届け方にも課題があるのでしょう。
それはこれから改善していきたいと思います。
なので今度は、GoogleのAIモードを相手に質問攻め。
もはや取調室です。
「なぜ出さなかった?」
「どういう基準?」
「ちゃんと調べた?」
心の中では、
「吐けーーー!!!」
と、刑事ドラマさながら(笑)。
おかげでどうするべきか?が見えました(笑)
ただ、検索で目立つことと、お二人にふさわしい結婚式をつくれることは、必ずしも同じではありません。
口コミの数でも、広告の大きさでも、検索順位でも、その仕事のすべては分からない。
本当に大切なのは、誰が、何を考え、どんな仕事をしているのか。
そして、お二人がどんな結婚式を望んでいるのか。
ハミングバードは創業以来、ずっと同じことを伝えてきました。
結婚式場を決める前に、まずは結婚式のことを知ってほしい。
式場を決めてから、何ができるかを考えるのではなく。
お二人がどんな人生を歩んできて、誰と、どんな時間を過ごしたいのか。
そこから結婚式を考えてみる必要があると思います。
結婚式の選択肢は、検索結果に並んでいるものだけではありません。
まだ知らない場所も、まだ知らない結婚式の形も、きっとあります。
さて。
そんなことを考えながらGoogleと問答を続けていたら、気づけば午前3時半。
最後は長い反省文を布団の中で読みながら、ゲラゲラ笑って眠りました。
Googleさん。
次は、名前を教えなくても見つけてくださいね(笑)。
そして私たちも、必要としてくださる方にきちんと見つけてもらえるよう、頑張らなくては。
午前3時半までの取り調べ。
せめて、何か成果を残さないとね(笑)。